キャリアパスで悩んだときのアクション

エンジニアの領域はとても広く、どのようなキャリアパスをプランニングするかによって具体的に身につけたいスキルや経験が異なります。目標を実現する上では、正しい方向性で経験やスキルを身に着ける必要があるため、キャリアパスを設定することはエンジニアにとってはとても重要な設定事項です。しかし、すでに設定したキャリアパスに対して「このままで良いのだろうか?」「なかなか目標を達成できない」「自分には別のキャリアパスがあるのではないか?」など悩みを抱えるエンジニアは少なくありません。これは、エンジニアとしての経歴が浅い人も長い人も、誰もが一度や二度はぶつかる壁です。

もしもキャリアパスで悩みが出たら、その悩みはWill/Can/Shouldのいずれに該当するのかを考えてみましょう。Willというのは将来の目標を実現するために必要なアクションです。それをするのが今なのかもう少し先なのかを見直すことによって、悩みを解消できるかもしれません。

Canは、自身が身に着けている経験やスキル、知識を使って実現できるアクションの事です。WillとCanが結び付けば、それはキャリアパスで前進するためにはぜひ実現したいアクション、つまりShouldだと言えるでしょう。しかしキャリアパスと無関係のCanは、果たして将来のキャリア実現に具体的にどのように役立つのかを考えることが必要です。

このWillとCan、そしてShouldは常に重なる必要はありません。悩みにぶつかったら、その時に立ち止まって、その悩みはWillとCan、Shouldのどれに該当するのかを考えることで、解決策が見えてくるかもしれません。

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